詩とは自慰のようなものである…
そう、むかし誰かが僕に言った。
 
かぞえうた
ひとつ

 きみのなを

ふたつ

  だきしめた

みっつ

 べつのなを

よっつ

  もとめ

いつつ

   まわりつづける

むっつ

    せかいに絶望した

ななつ

     いまだもとめる

やっつ

 僕は君の名を呼ぶ
【2008.08.21 Thursday 03:15】 author : たけなかよしき。
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誕生日
今日は愛の日

みんなで愛を語りましょう

駅ですれ違ったおばさんに

電車を待っている隣のおじさんに

しゃかしゃかうるさいお兄さんに

漫画を読んでるお姉さんに

話したことはないけれど

きっと愛せたはずの人たちに

大好きだよって言いましょう

そこに愛などいらないけれど

大好きだよって言いましょう

いつか生まれてくる子供たちの為に

【2008.08.15 Friday 06:15】 author : たけなかよしき。
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なみだ
俺、気がついたら34だ。

あと何年、きみ達と話せるんだろう?

さっき思ったんだけど近ごろ泣いてないなって思ってさ。

涙ぐむことはあるんだよ。

最後に泣いたのは3〜4年前じゃないかな。

歳をとれば強くなるんだって思ってた。

心とかね。

強くなったから泣かなくなったんだって思ってた。

違った。

泣いちゃうと傷ついちゃうから。

傷つくのが怖くて泣けないだけだった。

人のことは平気で傷つけるくせに。

傷つけたってことだけはわかるようになった。

自分がひでぇ奴ってことはわかるようになってきた。

泣けないんだ。

たくさんありすぎて泣けないんだ。
【2008.07.29 Tuesday 02:00】 author : たけなかよしき。
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糞みたいな世界に僕ができること
突風に吹かれた

人が倒れた

目の前が真っ赤に染まった

厭な臭いがした

笑い声が聞こえた

誰かが僕を笑っている

僕もつられて笑っている

糞みたいな世界に僕ができること


【2008.06.23 Monday 21:56】 author : たけなかよしき。
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おじいちゃん
君と出会った日のまぶしさを

僕は手放したくなどない

彼奴等を殺せばいいのなら

僕が ぜんぶ壊してくる

みなごろしにしてやるよ

帰ったら また温泉にでもいこう

くだらないこと たくさん語ろう

…そうやって、じいちゃんは人を殺しにいった。

国が認めた人殺しの祭典へいった。

ぼくは、じいちゃんを責めることなんてできない。

大好きな人達を ぼくだって守りたいって思うよ。



たくさんの人が殺される、戦争をおこすのは国だ。

歴史の流れにぼくたちは流されるしかない。

戦争を止められるのも、国だけだ。

ぼくは、人殺しのじいちゃんが好きだ。

ぼくは、人殺しの国が嫌いだ。

ぼくは、君を殺さなくてすむ世界を探そうと思う。

さぁ、旅立ちのときはいまだ。

【2008.05.18 Sunday 00:17】 author : たけなかよしき。
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